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ロック2
僕の話は回りくどいけど、
わからなかったら聞いてくれよ。
実はたいしたことなんて言ってないんだ。
SNS
携帯電話のおかげで、音楽がとても軽薄になってしまうのは?
中島みゆきが【糸】で言った言葉は可能性。
あなたがそれかどうかは知りませんが、と突き放しておいて、それでもしがみつくあなたに私を歌うのかもしれません。
銀杏ボーイズの【ボーイズオンザラン】でも同じように、遅いかどうかは知らんがなという余白を百万円のようにたたきつける。
「ハッ!」
つって。
先日話した音程とタイミングのみでイヤホンから流される躍動がかきむしる鼓膜。
雨のおじさんのような静寂を待つのもまた。
呼吸の音叉でも人の心は動くのだということ、そして感情のノウハウさえも吸収する。
アイムインザハウス
ヘイ!
ボーイズアンガールズ!
昨日の渋谷HOMEに遊びに来てくれたみんな。ありがとうね。
くしくも、キムタクのアイムホームの最終回とリンクすることができたんじゃないかな。
前日の2・3・4弦の切断というメタファーに気づき、相棒の【総理(ギターの名前)】にちょっとお値段お高めの弦をおごってやった。
それなのにまたしても4弦が切れるというハプニング。
久しぶりにステージで弦を切ったなあ。
最後の歌の最後のところだったから、これ以上はアレだぞ、という粋な計らいだったのか。
あるいは【総理】の気に障るようなことをしてしまったのか。
俺とお前の仲なんだから、仲良くやろうぜ。
セットリスト
・体育ずわり
・オートミール
・3月のマーチ
・青の時間
・ウインク
・夕暮れ
つうね。
主催のつっちょからも
「あんさんのステージ、何が起こるかわからへん」
というどぎつい感想もいただきました。
次回のライブは7月4日。
トムクルーズ。
日曜日。
新宿。
ぜひ時間を今から押さえておいてください。
じゃあまたね。
あいまい
中国のお土産のビーフジャーキーみたいなのを食べている。
獣臭い。
明日はライブだぜ?
俺は、前日の練習のことをリハーサルと言っていいことにしている。
逆にそれ以外の場合は練習と呼ぶ。
バンドマンは週に数回、音楽スタジオに集まっていろんなことをする。
今までの曲のおさらいだったり、次のライブに向けての演出の相談だったり。
はたまた新しい歌の作成だったり。
遊びに行こうよって友達のバンドマンを誘うと
「あ、その日はリハなんだ。」
って断られることも少なくない。
リハ=リハーサル
音楽スタジオで行われている行為のほとんどは
「ここのキメをビッと」とか、「このリフは極限までテヌートで」とか、「リタルダントの呼吸を合わせようぜ」とか。
(人のスタジオにお邪魔したことはないから予想で書きました。)
しかしそれは練習でしょ。
セットリストが決まって、ある程度の進行が決まって、そこからがリハーサルだよね。
ゲネ(なんの略語かはわからないけど。)と呼ばれるそれ。
だからバンド諸君。
それは練習かもしれないし、準備かもしれない。
もうそのことを練習と呼ぶようにしないか?
しないか。
夏至が近づいてきてるよ。
明日はライブ
みなさん!お友達をお誘い合わせのうえだよ。
待って待って待ちつくす!
一秒論
時間の音は時計のように一定であることが好ましいよね。
時計の音を時間の音って言っているわけじゃないよ。
でも時計は一定の音程、音量、長さの音で進めていくことで、時間が誰しも同じように進んでいないことをカモフラージュできる。
時計の陰謀。
君のその一秒は、君が勝手に作った一秒で、俺のこの一秒も俺が勝手に作った一秒。
同じものじゃなかったのよ。
バイオ
ああ。眠いね。
空気は少しずつ夏のにおいを濃くして、ソロリソロリと夏が近づいてきていることを実感する。
フェイスブックやその他もろもろ。
誰かの生活を覗き見して、楽しい写真やその行動力に嫉妬ばかりしていたけど、最近はなんだか結構大丈夫になりました。
そして、今のこの感じの俺は、俺の中でかなり好きです。
あのよく見る横軸が日にちや週で大きな波が三つくらい書いてある図のいいところなのかもしれないけど。
いつまでこれが続くのか。
また飲んで誰かにからんで、次の日にヘドロのような反省と羞恥にもだえる日々が戻ってこないことを彦星にお願いしよう。
さてさて。刻々と近づいておりますぜ?
ぜひとも遊びにおいでませ。
6月17日
渋谷HOME
つっちょ祭
スタート18時半
料金は2千5百円(ワンドリンク別)
出演はつっちょ / 中山哲太 / 治田陽 / 奥苑直也 / あじじ
あじじは2番目の19時過ぎあたりから。
チケットの予約は
http://www.ajijiman.com/ticket/
ここか
ticket@ajijiman.com
まで。
楽しいことならいっぱい!
夢見ることなら精一杯!!
夏の前日に、待っております。
ビスケット
ちょいと前の話なんですけどね。
サザンオールスターズのライブに行ったんです。
ビッグエッグっす。
誰も東京ドームのことビッグエッグって呼ばなくなっちゃったね。
期間限定だったのでしょうか。あれ。
まあとにかく。
スタンド席の前のほうだったけど、ステージはかなり遠かったな。
メンバーやダンサーが歌ったり踊ったりっていうのは確認できるんだけど、細かいところまでは全然見ることができないっていう場所。
宮城のときもそうだったけど、そういった席への配慮なのでしょうが、ステージ脇に大きなモニターがあって、ショウを映し出してくれていました。
そのモニターには親切にも曲名や歌詞が表示されていて、一緒に歌うときなんかは大変重宝するんですけどね。
でも、モニターをずっと見るのはDVDと変わらないんじゃないかと思って、じっと目を凝らして肉眼を大活躍させるわけです。
動いてたね。サザンオールスターズ。
3時間を超えるショウでも飽きのこないセットリストと、それを演奏して歌う体力に驚き、さらに(当り前のことだけど)、ステージの上にいる人たちだけでこの演奏をしているんだなっていう感銘。
そこで思ったんです。
俺の知っているこの歌もあの歌も、音色の違ういくつかの音の動きと、タイミングをうまいことしているだけなんだな。って。
こんな当たり前のことをしきりに考えながら、周りに合わせた振り付けをなんとかこなしていました。
いくつかの音の動きとタイミング。
すげえな。
そしてついに近づいてきております。
スケジュール帳にぜひともあじじを。
6月17日
渋谷HOME
つっちょ祭
スタート18時半
料金は2千5百円(ワンドリンク別)
出演はつっちょ / 中山哲太 / 治田陽 / 奥苑直也 / あじじ
あじじは2番目の19時過ぎあたりから。
チケットの予約は
http://www.ajijiman.com/ticket/
ここか
ticket@ajijiman.com
まで。
あじじのいくつかの音、そしてタイミングを。
鬼
俺には弟がいる。
年は三つ離れていて、要は中1の弟に高1の俺だ。
赤裸々に話すと、家の居間から洗面所に入り、つきあたりがトイレ、その横がお風呂です。
トイレとお風呂は小さな小窓でつながっているけど、家族の良心で深刻な事件にはならずに平和が保たれていました。
弟がお風呂に入っているときに俺がトイレに入ると、小窓を開けて軽めのコミュニケーションをとったりしていた。
小窓をコツコツ叩いたり、窓越しに話しかけたり。
ある日。
俺は疲れていた。
弟がお風呂に入り、俺がトイレに入る。
いたずら心に火がついて、トイレから出るふりをしてそのままトイレにこもり、小窓の下に隠れることにした。
当然トイレの電気は消すことができない。
お風呂からは電気のついたトイレの小窓が見えている。
そのあとのプランを考えていなかった俺は、どうするべきか考えていた。
そんなタイミングでお風呂から
「お兄ちゃん。なにやってんの。」
と、弟が話しかけてくる。
ここは負けられないと、だんまりをきめる。
「お兄ちゃん。」「わかってるんだよ。」
という弟の誘導尋問に耐えながら、俺はだんまりをきめたのだ。
ゴールが見えないレースを強いられている気分だった。
どれくらい経っただろうか。
10分以上は小窓の下に身を潜めている。
弟も諦めたのか、あるいはいないと確信したのか、話しかけることはしなくなっていた。
緊縛した時間が流れた。
俺は何をしているのか、何をしたいのか。
しきりに自問自答を繰り返し、いっそのことチャッチャラーとドッキリのプラカードを持って弟の驚く顔を見てエンディングを向かえようという決断に至った。
その決断からさらに数分の時間が過ぎた。
お互い何も話さないまま、時間は流れる。
俺は意を決してそっと小窓に手を伸ばした。
ガラッ!!!
弟の名前とともに小窓は勢いよく開かれた。
ほんの一瞬。
弟が浴槽に立ち上がっている姿が見えたかと思うと爆音が俺の耳を襲う。
何が起こったのか分からなくなるほどの水の音。
ザパンと弟が浴槽に座り込んだのだ。
俺の予想を遥かに越える光景に言葉を失っていると、弟が今まで聞いたことのないような声で
「お兄ちゃん・・・」
と言った。
言葉を失っていた俺は、なんとか気を取り直し
「いたのか・・・。」
というのが精一杯だった。
弟の名前を呼んで小窓を開けたのに、「いたのか・・・」はないだろと思いながら小窓を閉め、トイレを出てトイレの電気を消した。
あのとき弟は俺にたいして「鬼、ちゃん」と言っていたのじゃないかと、今でも思うんです。
フィクションです。
さあこれはノンフィクション
6月17日
渋谷HOME
つっちょ祭
スタート18時半
料金は2千5百円(ワンドリンク別)
出演はつっちょ / 中山哲太 / 治田陽 / 奥苑直也 / あじじ
あじじは2番目の19時過ぎあたりから。
チケットの予約は
http://www.ajijiman.com/ticket/
ここか
ticket@ajijiman.com
まで。
遊びにおいでよ!
庭と長袖と私
いつの間にか二の腕が虫に刺されている。
寝ているときなのか起きているときなのか、そこに虫が止まってなにがしかの儀式をしたことになる。
そういえば俺は肌が弱かったんだ。
お母さんに「庭の草むしりをやってくれ」と頼まれて、草むしりをしたときだ。
お父さんは庭いじりが好きで、週末になると俺の知らないような木や花なんかを買ってきて庭を自分色に染めていた。
畳二つ分くらいの畑を耕したりして、俺の知らない何かを作っていた。
(知らないというより、知ろうとしてなかっただけ。)
お父さんが死んで10年以上が経った夏の終わりかけの日。
謝礼におでんを作ってくれるという法外な報酬に飛びついて草むしりを引き受けた。
庭に行ってみると、もう、ビックリ!
俺の身長と同じぐらいの名前も知らない草がボーボー。
一本や二本じゃなく、ボーボー。
引っこ抜けるやつは引っこ抜き、引っこ抜けないやつは鎌でバッサバッサと切り倒す。
切り倒したところでまた生えてくるだろうが、そのときはそのときだ。
またお母さんにおでんを作ってもらえばいいという思いで、とにかく背丈の高い草は全部始末してやった。
しかし庭の端に植えられた木々の間や向こうからも同じように余計な草が生えていることに気づき、中途半端は気持ち悪いと、木の下に入り込みバッサと草を切り倒していく。
残暑が厳しい中、予感があり長袖で来たのが吉と出たか凶と出たか、とにかく汗が止まらない。
首元に押し込んだタオルで拭いても拭いても汗が噴き出てくる。
で、倒した草はお父さんが買ってきたらしい小さな焼却炉でバンバン燃やしてやった。
そしたら警察官が二人来て「今は炉、禁止なんです。」って。
そりゃそうだ。すげえ煙だったもん。
しょうがないから、庭の端っこに抜いたり切ったりした草をまとめて草むしり終了。
汗だくの長袖シャツを脱いだら、腕一面になんか毒虫みたいのに刺されてたよ。
てんてんてんてんてん・・・って。
かゆいし見た目も気持ち悪いしってことで、二度と草むしりはやらないことを誓った。
たとえおでんが報酬だとしてもだ。
という話があるくらい肌が弱いんす。
わかりる?
てか、なんの話?
今日吉祥寺で歌を聞いてくれたみなさん。
ありがとう!
また遊びに来てよ。
さあて、来週のあじじさんは
6月17日
渋谷HOME
つっちょ祭
スタート18時半
料金は2千5百円(ワンドリンク別)
出演はつっちょ / 中山哲太 / 治田陽 / 奥苑直也 / あじじ
あじじは2番目の19時過ぎあたりから。
チケットの予約は
http://www.ajijiman.com/ticket/
ここか
ticket@ajijiman.com
まで。
そのころにはベストの体調で登場するからね。
アラビアンナイト
ファミリーレストランでドリンクバーを嗜んでいた。
イヤフォンを忘れてしまったことに気づいたのは、通されたトイレ脇のソファーに座ってドリンクバーを注文したとき。
ならばと、読みかけの本でも読もうかとバッグをあさってみたものの、読みかけの本もない。
こういうことは重なるものね。
しょうがないからドリンクバーの権利を振りかざすべくコーラを持ってくる。
新しい歌詞、レコーディングのアレンジ方法なんかを柄にもなく考えていたんだけど、店内に流れるJpopの抜け殻みたいなカラオケが邪魔をしてうまいこと向き合うことができなかった。
ほどなくして挫折。
まあいいやって今度はアイスカフェラテを持って席に着席した。
(目標5杯!!)
ふたつ向こうの席にいる女性の声が聞こえてくる。
声の感じからするとだいたい30代と思しきグループ。
中学校だか高校の同級生らしく、恥ずかしげもなく当時のスキャンダルなんかを大声で話している。
「今の高校生はアマイ」だの「私が今高校生だったら逮捕されちゃうかも」的な武勇伝を交えながら、その場を回しているMC的な立場の人が
「今でも制服は持ってるよ。いつ使うかわからないからね。ガハハ。」
カフェラテを飲みながら外を見ていたけど、耳はもう彼女たちの虜だった。
すげえな。と感心しながら、氷だけになったグラスを見ていると
「トイレ行ってくる。ガハハ。」(このガハハは創作)
とMCが言い、女性の会話はいったん静かになった。
ほどなくして脇を通る女性を見て、俺はピンクの電話のミヤコさんを思い出した。
世の中には知らなくていいことも、ある。
さあさあ一週間後に迫ってきました。
久々にあじじを体験したらどう?
6月17日
渋谷HOME
つっちょ祭
スタート18時半
料金は2千5百円(ワンドリンク別)
出演はつっちょ / 中山哲太 / 治田陽 / 奥苑直也 / あじじ
あじじは2番目の19時過ぎあたりから。
チケットの予約は
http://www.ajijiman.com/ticket/
ここか
ticket@ajijiman.com
まで。
しかし、今回の風邪を軽くみていたことに後悔。
唾を飲み込むのがやっとだ。