世界征服をもくろむ彼女
あのですね。
今日は少し酔っ払っているんですが。
キョウゲツというコストパフォーマンスの高いお酒を、ハイスピードでゴクゴクと飲むと、こうなるからね。
それより聞いて。
ファッションについて物申したいな。
今日の出来事です。
駅の切符売り場に向かうときに、前を歩く高校生らしい女子が三人いらっしゃいました。
だが、その三人が全て金髪という快挙に出くわしたのであった。
友近がビバリーヒルズの物まねをするときのような金髪。
もしかしたら、金髪パーティに行く途中で、そのパーティは金髪じゃなきゃだめ、もし金髪じゃないなら、それらしい感じで来るように的なお達しがあったのかもしれない。
それが虚か実か知らんが、確かに目の前に金髪の高校生らしい制服の女子が三人いる。
ここで思ったのが、全体のなかでの金髪は、かなり奇をてらったスタイルだと思うが、全て金髪ならばそれがスタンダードになってしまうということ。
金髪をスタンダードにしようという団体の一員の雰囲気はかもし出さず、ただ歩く三人は、今後ママになっても仲良くしてほしい。
彼女らの言い分は、
「仲間は大切」
「みんなでやれば怖くない」
「オリジナリティ」
「世界征服」
君の行く道は 果てしなく遠い
だのになぜ 歯をくいしばり
君は行くのか
そんなにしてまで