今日、野中と飲んだ

さてさて。
今宵いかがお過ごしですか?
僕はとても人に何かを話せる状況ではないのですが、それはそれ。
脳が言葉を形成するより早く、ブラインドタッチで殴る殴る書く殴る。
かすっただけのパンチなのに、キリリと頬に傷跡が残るカミソリアッパーです。
ジョーとスティーブンセガールの違いは、負けるか負けないかってとこ。
スティーブンの映画はひとつかふたつしか観てないけど、どんな敵にも負けない、いや、負けなさ過ぎ!
覚えているのはバーカウンターあたりでの闘争。
ギャングらしき軍団に囲まれて、ひとりひとりボカンボカンとやっつけちゃう。
俺の記憶では、パンチひとつもらわなかったと思う。
しかしジョーはどうだろうか。
ジョーは結構負けている。
力石にも負けたし、タイガーにも、そのあとの面々やホセにも。
だから熱くなる。
負けから勝ちへの逆転を見せてくれるから、面白くなるんだと思うんよ。
勝つ試合も、リングに何度も倒れたあと、野生の本能で逆転をスコーンと見せてくれる。
このふたつの違い、どうだろうか?
どうでもいいか。
読み返して見ると、カミソリアッパーからおかしくなっているんですね。
カミソリアッパーとは、力石が減量に減量を重ねているとき、ひたすらサンドバッグのジョーのあごあたりをアッパーを打ち込み続けて完成した技。
あの減量のシーンは、痛々しいくらい熱烈だったね。
白木会長がカロリーを計算して、最低限必要な食事を用意しているが、席に座った力石は激怒する。
お世話になっている会長にも、思いをよせている葉子さんにも、俺はこれだけでいいと言って、目の前にあるりんごをひとつ取り、むしゃぶりつく。
いろいろな矛盾点が考えられますが、そこは男力石としてダンディに振舞ったに過ぎない。
その後の減量は、部屋の中で体育座りをして、部屋のドアには鎖で施錠するのだが・・・?
カミソリアッパーがいけない。
どうしてもまっすぐ歩けない感じだ。
以前、ファミコンだっただろうか、あしたのジョーっていうソフトがあったんです。
友達に借りてガッツリと家でジョーを操るのだが、マンモスやウルフあたりは余裕だったと思う。
順番は忘れちゃったけど、力石がメチャクチャ強敵だったのは覚えている。
普通に戦っていて、全然たいしたことないななんて思っていると、その刹那、カミソリアッパーがジョーのあごを捕らえる。
普通のパンチでうけるダメージの比ではないダメージを一気に喰らう。
パワーゲージの半分以上だったんじゃないかな?
くわしいことは忘れたけど、当時、原作を読んでいない俺でも恐怖を覚えたカミソリアッパー。
まじやばい。
やばいね。
先日お伝えした『べるがオータムフェス』のご乱心は、また今度にするよ。
寝る。