WORDS
甘い恋

八月の通り雨から
カラフルな虹が出るまで
二人で歩いて 疲れてしまった
水たまりに映る空
君の声を聞かせてよ

ミックジャガーのまねをしてたら
飛行機の影を見つけた
二人で笑って 夕方になった
少ししゃべるのをやめて
また明日と手を振った

僕の想いは 風をあつめて
あのビルを超え
君の飲むコーヒーのスプーンになる

このまま5年、10年経って
なにかとあうんの呼吸になって
あたりまえの空気感を楽しむような
そんで「行こうか」なんつって腕組んで
ちょっとだけトキメキを感じちゃって
二人で飲むカフェラッテのスプーンみたいな
甘い恋をしよう

マニアックな愛の言葉が
ヘッドフォンから零れ落ちてく
ひとりで星空 シャボン玉飛ばす
遠くまで飛んでいけば
君の家に届くかな

君の言葉は 宇宙になった
夜を包んで
僕の部屋揺れるカーテンになる

それから5年、10年経って
なによりあうんの呼吸になって
気がついたらそこにあると感じるような
「さあ、行きましょ」なんつって腕組んで
ちょっとだけトキメキを感じちゃって
お気に入りの店で揺れるカーテンみたいな
甘い恋をしよう