WORDS
アイスを買いにいこう

ベランダでオレンジ色の夕陽を見てた
それはそうと君はどうして泣いてるんだろう
キラリ光る涙もオレンジ色だった

優しくない僕のせいかな
気に障るような事しちゃったかな

こんなときにちょっと君に悪いけど
君の泣いた顔は久しぶりだな
僕と君が出会ってだいぶ経ったけど
あの頃はよく泣いてたっけ

そうだろ 笑った顔と同じくらいに
君は泣いた顔を見せてくれた
それでさ 君が泣いた後は決まってアイスを食べながら
君の話をずっと聞いていたんだ
ああ そういえば僕らは
ああ 君はまだ泣いたままだな

窓から夜が入り込んだ
それは承知で 明かりは点けない

当たり前だなんて思ってないけど
恋みたいな想いは忘れてたのかな
君の涙がそっと落ち着いた頃に
思い出す僕と君の距離

そうだな 君の泣いた顔見なくなった分
笑った顔も見なくなってた
これから 僕もちゃんとするし喧嘩したり恋をしていこう
約束するよ だから遅くなる前に
ああ アイスを買いにいこう
ああ 一緒に買いにいこうよ

ところで本当はなんで泣いてたんだろう?