ゲゲゲの女房の旦那
人が死ぬ夢っていい夢っていうけど、本当?
今朝の夢で死んだんだけど。
お母さんが。
厳密に言うと死んでないんだけど。
その訃報を聞いたときには、ワナワナ震えて泣き崩れて、あわてて家に帰った。
家に着くと、数人の大人がお母さんを家から運びだして、車の中にある棺桶に入
れているところだった。
俺は棺桶の横に乗り込み、車は走り出した。
蓋の開いている棺桶の中には、お母さんが静かに目を瞑っている。
わーわーとお母さんに抱きついて泣いた。
そしたら、お母さんがビクンと動いた。
なんか、そういうことがあるのかなんて思いながらもビックリしていると、「う
ー」とうめき声がお母さんから聞こえまして、またビックリした。
なんかわからん希望に、またお母さんに抱きついてわーわー言っていたら、どん
どんと腕の中でお母さんが小さくなっていくんす。
「消えちゃう。消えちゃう。」と思いながらも、最後まで抱きついている。
さらに小さくなっていく。
赤ちゃんくらいの大きさになった。
そこで小さくなるのが止まったらしく、恐る々々体を離して顔を覗くと、俺を見
てニコニコ笑っている。
「わー。お母さんが赤ちゃんになっちゃった。」
んで、家に帰って俺は遊びに行く。
夜、遊びつかれて帰ってみると、お母さんが中学生くらいになってた。
ぬぬぬって思ったけど、まあ、その日は寝た。
次の日、起きると、お母さんは成人していた。
顔はすでにお母さんになっているが、肌のきめ細やかさがその若さを物語っている。
そう。
お母さんは驚きの早さで年を重ねていたのだ。
「へんなの。」
って思って遊びに行く。
木造の建物の中から外を見ると、向井理が彼女と何かを話している。
向井理は、どうやら俺のお兄ちゃん。
彼女とバイバイしてバイクにまたがり走り去るのを見届ける彼女。
数分後、携帯電話に着信があり、兄の死を知らされる。
向井理も死んじゃいました。
その後もいろいろあったんだけどね。
高校の友達が誰かの父に颯爽と講義をするシーン。
俺の銭湯での入浴シーン。
バスタオルは水泳バッグに入っているという心温まるエッセンス。
おなかいっぱいなのにラーメンを食べなければいけないというバイオレンス。
などなど。
どうなんでしょ?
次のライブがすぐあるんです。
11月27日(土)
渋谷ルイードK2
スタート 12:30!!
この日はコンテスト形式で、投票があるんよ。
無冠の帝王の俺が、またしても当たって砕けちゃいますぜ?
ロッテリア食べたり富士そばでナンパしたりして、その流れで遊びにいらしてください。
終わった後も土曜日はまだたんまり残っているからね。
舞って!