ラストデイオブジョイトイ
頭はグルグルと回り、俺の三半規管がうねりを上げる。
振り返るにはあまりにも霧に包まれている。
甘いジェラートを食べたおかげで、すべてが優しい色に染まり、両手を上げて無防備でいいのです。
さて、後日談を。
大阪から急行に乗り、3駅ほどで京都だ。
途中のチョコレートの建物をみんなに見てもらいたくて騒いだのだが、大人の対応でスルーされた。
あそこに住みたい!と思っていたが、meijiの入社試験をパスしなければならないと自己完結。
ここからの時間、坂道を上るまで、言葉を話して言葉を話さず。
そんな時間が流れ続ける。
なかなか京都は奥が深い。
俺は行かなければならない。
踊らされてもいい、ただ、ここに彼らはいたのだという想像を大切に、アスファルトを歩いた。
新撰組のいたところにお邪魔しなくちゃ。
アナーキーでアットホームなやつらがここにいて、ここにいたと。
お墓参りの住職は、手馴れた言葉で話すものだから、全然聞き取れない。
最終的にケンタッキーの骨を俺はありがたくさする始末。
それが、光縁寺。
そのあと八木家。
手馴れたガイドさんが、あれもこれも話してくれて、刀の傷は隙がとても多かった、
お茶の味はわからず、お菓子は小さな八つ橋みたい。
しかし、確かにここにいたのだなあと、160光年先のお星さまはどれをみればいい。
趣があった。
趣しかなかった。
食堂が全然ない。
お昼はとうに過ぎて、おなかはぐうぐう泣いているのに、食べるところがない。
京都ならではなんてもう言わない。
何かない?ってきょろきょろしてたら【なか卵】。
目移りを散々して、向かいのお客さんの挙動が不審で、親子丼は正解。
味覚も体力も満足して、交差点へ向かった。
あとは、ないしょ。
これで今回の大阪ツアー終了。
ピザが登場するエンディングと、降りそこねた駅。
言いたいことを言って、言いたくないことは言わない。
そんなマルヒスタイルでの三日間は、毎年毎年、びっくりする。
ぺけさん、ぶっちょさん、アニワギさん、たっちゃん。
サンキュー!!
ハヤト、のきさん、み~たさん。
サンキュー!!
そして、出演のみなさん、関わってくれたみなさん。遊びに来てくれたみなさん。
サンキューベリーマッチ!!
感謝しています。
次回のライブは
8月15日
下北沢モナレコード
ひとまわりぽっちゃりした月がきれいでの登場です。
ぜひともお誘いあわせのうえ!!