ライオン
踊らされている。
俺は、気持ちよくステップを踏むのである。
全身の毛穴は開きっぱなしで、届けとばかりにフェロモンがくさい。
9月に、あじじとしてのライブが久しぶりにあるのだから、歌を作らねば。
バッグに入りきらないメロディに、ボールペンのインクの匂いの言葉を乗せるとしましょう。
なぜなら、2月分からの前倒しがひどい。
自転車操業でもなく、ペテン。
あのスーツの男にひとあわ吹かせなければならない。
原因は、あのバスだ。
晴れた空の限りが見えないのがすくいであります。
これじゃ、どんな歌でも酔っ払えないですね。