庭と長袖と私

いつの間にか二の腕が虫に刺されている。
寝ているときなのか起きているときなのか、そこに虫が止まってなにがしかの儀式をしたことになる。

そういえば俺は肌が弱かったんだ。
お母さんに「庭の草むしりをやってくれ」と頼まれて、草むしりをしたときだ。

お父さんは庭いじりが好きで、週末になると俺の知らないような木や花なんかを買ってきて庭を自分色に染めていた。
畳二つ分くらいの畑を耕したりして、俺の知らない何かを作っていた。
(知らないというより、知ろうとしてなかっただけ。)

お父さんが死んで10年以上が経った夏の終わりかけの日。
謝礼におでんを作ってくれるという法外な報酬に飛びついて草むしりを引き受けた。

庭に行ってみると、もう、ビックリ!

俺の身長と同じぐらいの名前も知らない草がボーボー。
一本や二本じゃなく、ボーボー。

引っこ抜けるやつは引っこ抜き、引っこ抜けないやつは鎌でバッサバッサと切り倒す。
切り倒したところでまた生えてくるだろうが、そのときはそのときだ。
またお母さんにおでんを作ってもらえばいいという思いで、とにかく背丈の高い草は全部始末してやった。

しかし庭の端に植えられた木々の間や向こうからも同じように余計な草が生えていることに気づき、中途半端は気持ち悪いと、木の下に入り込みバッサと草を切り倒していく。
残暑が厳しい中、予感があり長袖で来たのが吉と出たか凶と出たか、とにかく汗が止まらない。
首元に押し込んだタオルで拭いても拭いても汗が噴き出てくる。

で、倒した草はお父さんが買ってきたらしい小さな焼却炉でバンバン燃やしてやった。
そしたら警察官が二人来て「今は炉、禁止なんです。」って。
そりゃそうだ。すげえ煙だったもん。

しょうがないから、庭の端っこに抜いたり切ったりした草をまとめて草むしり終了。
汗だくの長袖シャツを脱いだら、腕一面になんか毒虫みたいのに刺されてたよ。
てんてんてんてんてん・・・って。

かゆいし見た目も気持ち悪いしってことで、二度と草むしりはやらないことを誓った。
たとえおでんが報酬だとしてもだ。

という話があるくらい肌が弱いんす。
わかりる?

てか、なんの話?

今日吉祥寺で歌を聞いてくれたみなさん。
ありがとう!
また遊びに来てよ。

さあて、来週のあじじさんは

6月17日
渋谷HOME
つっちょ祭
スタート18時半
料金は2千5百円(ワンドリンク別)
出演はつっちょ / 中山哲太 / 治田陽 / 奥苑直也 / あじじ
あじじは2番目の19時過ぎあたりから。
チケットの予約は
http://www.ajijiman.com/ticket/
ここか
ticket@ajijiman.com
まで。

そのころにはベストの体調で登場するからね。