DISC
スリース・リー

スリース・リー

アーティスト:笛ラジオ

2020.12.05 4 songs 1000 円 CD 配信

  • アオツバ description

    アオツバ

    遊んで暮らすんよ正直者の寝ごと
    夢ん中ハネムーン
    だからなんだ いわゆるあれだ
    もうちょいレム睡眠をプリーズ

    ここじゃないどっかへ徒歩で行けっかな
    満員電車でぼやく
    埒が明かない うだつも上がらん
    9時から19時までのフリーズ

    横断歩道がかわりばんこに「GO!」と歌う
    そんじゃ行くか まだ早いかビビデバビデブー

    さあ鳴らせファンファーレ
    そのスタートの一歩を大胆に踏んで棒人間のブルース
    繰り出せ昇竜拳
    まずイメージをもっと簡単に描いて等身大のトゥルース

    時間ない金もないってなんとも卑屈なガイドライン
    先が遠いからむずいってそんなの理屈じゃわかんない

    大人は悩む 一般論じゃ変われない
    毎晩ヒントをちょうだいよ
    風にたゆたう答えはどこだ
    結局貪るようにスリープ

    小石蹴飛ばせばガードレールが「YES!」と叫ぶ
    そんじゃ行くか もう遅いかビビデバビデブー

    さあ響けファンファーレ
    今プライドのバッヂ ペッとツバ吐いて登竜門のスクイーズ
    飛び出せ流星拳
    まだ揺らいでるかって問いを振り切って桃源郷へクルーズ

    あれがいいこれ嫌いってなんともいびつなボーダーライン
    空が青いからむずいってまんざら皮肉じゃ終わんない

    さあ鳴らせファンファーレ
    そのスタートの一歩を大胆に踏んで棒人間のブルース
    繰り出せ昇竜拳
    まずイメージをもっと簡単に描いて等身大のトゥルース

    青はゴー ツバをペッと吐いて見事なスタートライン
    あれ欲しいこれ欲しいってまだまだ寝ごとが止まんない
  • うまが笑うしかも2度 description

    うまが笑うしかも2度

    馬鹿だね 君は馬鹿だね
    そんなことさえわからないのかい?
    そのくせ雨が降るとか寒くなるとかずばり言い当てんだよな

    馬鹿だね 君は馬鹿だね
    こんな言葉も通じないのかい?
    そのくせ花の名前や旬の野菜は全部覚えてんだよな

    ユラララ揺れる立ち漕ぎのブランコで
    「正解ってのは球体じゃないのさ」
    ルカールカカカ
    うまが笑うしかも2度笑う
    うまが笑うしかも2度笑う

    馬鹿だね君は馬鹿だね
    一度来たのにまた迷うのかい?
    そのくせ 君が笑えばそれもありかなとか思えちゃうんだよな

    ウワワワ叫ぶジャングルジムの上
    「醜態こそが重大なメタファーよ」
    ルカールカカカ
    うまが笑うしかも2度笑う
    うまが笑うしかも2度笑う
  • ガラスと仮面 description

    ガラスと仮面

    盲目な恋抱いてセニョリータ
    南南西に髪を揺らして
    恍惚と語るミ・アモーレ
    唐変木に愛のメロディ

    水平線に溶けてゆく真っ赤に燃える太陽が素敵

    何小節かの沈黙はエチュード
    正解なんてどうでもいい

    あっちゅうまに飲み干すワイン
    フラッシュバックのデジャブ まだ早いんじゃない?

    待って待ってちょっと黙って
    タラレバのパズルを並べた理想のモンタージュ
    だから待って待ってもっと構って
    アカペラじゃダンスは今夜も踊れない
    惚れた腫れたでグッチョッパ アイコッショ

    相槌は能面の上にスマイル
    共感なんて無に等しい

    あっけないくらい簡単に酔う
    ベースラインが揺れて色っぽいじゃない

    待って待ってちょっと止まって
    アドリブのジョークで薄めた既存のテンプレート
    だから待って待ってもっと染まって
    ヨコシマな合図が無いなら帰れない

    だから待って待ってちょっと黙って
    タラレバのパズルを並べた理想のモンタージュ
    だから待って待ってもっと構って
    アカペラじゃダンスは今夜も踊れない
    惚れた腫れたでグッチョッパ アイコッショ
  • ハナウタ description

    ハナウタ

    宵闇 ヘッドライトが歩道橋の腕をつかむ
    わずかに音の外れたハナウタが聞こえてくる

    世界の端っこで跳ねるように君は歩いた
    どこまでも穏やかでどことなくとても愛くるしくて

    まだ見ない未来のほとんどをハナウタで塗りつぶしてよ

    折り紙二つ重ねた手裏剣が僕らだった

    世界の真ん中で映画のように君が回った
    色が飛ぶハレーション まだ足りないや

    遠い星の光が照らす横顔から零れ落ちる
    まだ見ない未来のほとんどをハナウタで塗りつぶしてよ

    ハナウタを歌ってくれよ