WORDS
カミナリゴロゴロ

首筋痛めば雨の合図
夕焼け待たずにポツリと来る
ああ あなたが吐いた透明なブルースが
波打ち際で揺れる

カミナリ光れば明るくなる
ゴロゴロ鳴るまで少しかかる
ああ どうしようもないほどタイムラグなブルースが
雨のリズムで踊る

あの日もそうびしょ濡れだった
ふたりぼっち海の家で
真っ暗でほこり臭くて
雨の音がやけにうるさいな

カミナリピカリ光る一瞬で焼きついた
あなたの涙も時間も写真のように
ゴロゴロ響くころにはもう終わってた
残像 感情 雨の音も
ちぎれた

すべてがそうスローテンポで
あなたの言葉うわの空
ぼんやりとひとりぼっちで
あの日と同じ雨を見ていた

カミナリゴロゴロまだ遠い時間差を
一秒 二秒と数える癖がついた
シクシク痛む胃の辺りはあきらめた
どうしようもないほど胸に残る

カミナリピカリ光る一瞬で

ちぎれた